8世紀の国際交流

先日久々に行列に並びました。お目当ては正倉院 THE SHOW。毎年奈良で行われる正倉院展ではなくこちらはレプリカ....ということでちょっと甘く見ていたら長蛇の列。老若男女、国籍問わず入場できるのは今か今かと待つこと80分から90分。暖かい日でなければくじけていたかもしれません。

それにしても正倉院の宝物、現在の技術による展示と融合し圧巻の一言。特に五弦琵琶と現代の音色を融合させて作ったメロディー♪は耳にいつまでも残りました。

 

ヨーロッパからシルクロードを通って当時の日本に運ばれたきた貴重な品物と高い技術力。時代は8世紀。誰がデザインを考えたのだろう?夜光貝や海亀の甲羅はどうやって加工したんだろう?どうやって壊さずに運ぶことができたのだろう?そして制作現場や交易の際のコミュニケーションはどうやってとっていたのだろう?もう頭の中が❓でいっぱいになりました。

夕方3時過ぎ美術館から出ましたが、外はまだ長蛇の列。魅力たっぷりの正倉院の宝物の品々。今度はぜひ奈良で本物を拝見してみたいです。